症状
糖尿病という名前を見ると、尿糖が出る症状というイメージを持ちます。
確かに、高血糖の時は血液中にブドウ糖があふれるので、
尿に溶けだして尿糖として体外に排出されます。
このことからこの病名がついたのですが、
もちろんその症状がすべてではありません。
尿糖が出るほどの血糖値でなくても糖尿病と診断されるのです。
正しくは、体内のインスリンが不足することで代謝異常が起こり、
血管がぼろぼろになりさまざまな合併症を引き起こす病気です。
尿に糖が出ていないから大丈夫、という認識は間違いです。
初期症状は気付きにくく、診断されてもなお分からないことも。
症状としてよく挙げられるのが、喉が渇くというもの。
血液中の糖濃度が高いため、薄めようと体は水分を欲します。
血糖値が高いうちはそれはそのまま尿として出ていくだけなので、
結果的に尿の量や回数が増えます。
初期にはインスリンが過剰に分泌されることがあり、
それによって食欲旺盛となります。
けれども症状がすすむにつれて筋肉や脂肪がエネルギーとして消費され
食欲はあるのに痩せてくるという現象が起きます。
脳に回る血液量が減ることで疲れやすく、だるくなります。
むくみが出てくる、皮膚が化膿しやすいなどは黄信号。
上記はすべて、糖尿病そのものの症状です。
目が見えにくい、立ちくらみがする、手足が痺れる、足がつる...。
ここまでくると既に合併症が進行している可能性があります。
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